昨日(2023年9月18日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):34656.0(+18.5)<+0.05%>
US100(米国100株価指数):15256.0(+47.8)<+0.31%>
US500(米国500株価指数):4461.1(+5.5)< +0.12%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
9月18日の米国株主要3指数は、揃って小幅な反発となりました。
FOMCを見据えて、様子見ムードとなっています。
今回のFOMCでは、金利の据え置きがほぼ確実視されていますが、記者会見でのパウエルFRB議長の発言内容や、FOMC参加者が示す金利の見通しに注目が集まります。
ゴールドマン・サックスのストラテジストは、10月31日~11月1日に開催される次のFOMCで、利上げが行われる可能性は低いとしています。
また、今回のFOMCで、経済見通しの引き上げがあると予想しています。
市場全体を見ると、原油価格の上昇を背景に、エネルギー株が買われています。
その一方で一般消費財は売られましたが、これはテスラ / Tesla, Inc.の下げの影響もありました。
個別で見ていくと、半導体設計大手のアーム・ホールディングス / Arm Holdings plcは、4.5%の下降となりました。
バーンスタインは、同社の投資判断をアンダーパフォームとしています。
決済サービスのペイパル・ホールディングス / PayPal Holdings, Inc.は2%の下降。
モフェットネイサンソンが、投資判断をアウトパフォームからマーケットパフォームに引き下げています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年9月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は短い陽線となりました。
先週の上昇では直近の高値を超えられず、右肩下がりのダブルトップを形成しています。
ネックラインにあたる直近の安値を下に抜ければ、そこからさらに下落するパターンも考えられます。
平均足は終値ベースでは陽線ですが、ローソク足と重複する水準にあり、トレンドは不鮮明といえそうです。
<1時間足チャート分析>
大きく上昇し、長期と中期のレジスタンスラインを形成しながら、ほとんど同じだけ下落している展開です。
この下落は最終的に長期サポートラインの手前で勢いを失い、現在はローソク足と平均足が絡み合うような、目先の流れが見えない状態になっています。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年9月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
何度も上昇を阻んでいた高値の水準をブレイクできず大きく下落し、ローソク足が平均足より安い水準での推移となっている中、前日の日足は陽線で引けました。
平均足は陽線をキープしているものの、ローソク足との位置関係も加味すると全体の流れは不透明といえそうです。
<1時間足チャート分析>
強い上昇を見せるも、長期と中期のレジスタンスラインがある水準で跳ね返され、強い下降に転じました。
この下降の起点となる高値に、新たに長期と中期のレジスタンスラインが形成されています。
安値圏で反転後にローソク足は平均足を上に抜け、平均足も陽転しています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年9月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
長い陰線で平均足を上から下に抜けた後、前日の日足は小さく反発する陽線となりました。
平均足は、終値ベースでは陽線をキープしているものの、実体が短くなってきています。
高値も切り下げており、このまま下がっていけば、いずれ平均足が陰転するケースも考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期と中期のレジスタンスラインを上抜けする強い上昇がありましたが、ほぼ同じ分だけ下げる強い下降が発生しています。
その後は安値圏で反発し、ローソク足を一時的に上抜けたものの反落、ローソク足と平均足は近い水準にあります。
まずは上下にある中期のレジスタンス、サポートラインのどちらを抜けていくかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2023年9月19日)の主な米国経済指標
9月19日(火)(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
9月19日(火)21:30(米国)8月住宅着工件数(前月比、年率換算件数)
9月19日(火)21:30(米国)8月建設許可件数(前月比、年率換算件数)
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャート
(画像は2023年9月19日7時55分のもの)
S&P500(E-mini)/S&P500の直近1年間のポジション推移です。
買い(Long)は大きく増加、売り(Short)は小幅に増加し、差し引きすると合計(Net)の売りは大きく減少しました。
Open Interest(総取組高)は、久しぶりに増加しました。
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャートはこちら
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OANDA Lab編集部
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