日本の8月のCPI:市場予想と結果
前年同月比
前月 | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
CPI | +3.3% | +3.0% | +3.2% |
CPI(生鮮食料品除く) | +3.1% | +3.0% | +3.1% |
CPI(生鮮食料品・エネルギー除く) | +4.3% | +4.3% | +4.3% |
8月のCPIは前年同月比で+3.2%、市場予想の+3.0%と比べて0.2%高くなりました。
CPI(生鮮食料品除く)は+3.1%で、市場予想の+3.0%比で0.1%高くなりました。
また、CPI(生鮮食料品・エネルギー除く)は+4.3%であり、市場予想と同じになりました。
日本8月CPI(消費者物価指数)の品目別データ
内訳別に前年同月比で見ると、被服及び履物が4.4%(前月は4.1%)、保険医療は2.4%(前月は2.2%)、そして交通・通信は3.3%(前月は2.2%)で物価が上昇しています。
その一方、食料は8.6%(前月は8.8%)、光熱・水道は-12.3%(前月は-9.6%)で、インフレが低下している項目も見られます。
その他、住居は1.1%(前月は1.1%)で前回と同じ値になりました。
日本8月CPI発表前後のドル円相場
(赤線部分で指標発表)
ドル円を5分足チャートで見ると、CPI発表直後に瞬間的に円高方向に進んだものの、すぐに切り返し、やや円安方向に進んでいます。
CPI総合とコアCPI(生鮮食料品を除いたCPI)は市場予想より高かった一方で、前月比では同じかやや低下という結果になり、市場は冷静に受け止めている模様です。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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