日本7-9月GDP(国内総生産・速報値):市場予想と結果
前期比
4-6月(改定値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | +1.2% | -0.1% | -0.5% |
前期比年率
4-6月(改定値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | +4.8% | -0.6% | -2.1% |
日本の2023年7-9月期GDP(実質国内総生産、速報値)は、前期比で0.5%低下しました。
これは市場予想の-0.1%よりも弱い数字です。
また、前期比年率は-2.1%の下落で、こちらも市場予想の-0.6%と比べて弱い結果でした。
日本7-9月期GDP(速報値)の品目別データ
内訳別に見ると、マイナスながら前期(改定値)比で改善した項目が目立ちます。
国内需要は0.4%の減少(前期は-0.7%)で前期から改善し、そのうち、民間需要は-0.6%(前期は-1.0%)、公的需要は0.2%(前期は0.1%)でした。
また、家計最終消費支出は0.1%の減少でしたが、前期の-0.9%から減少幅を縮小しています。
その一方、民間住宅は-0.1%で前期の1.8%から大幅減少でマイナスに転落し、財貨・サービスの輸出は0.5%でプラスを維持したものの、前期の3.9%から数字を大きく下げています。
日本7-9月期GDP発表前後のドル円相場
(赤矢印部分で指標発表)
ドル円を5分足チャートで見ると、円高後の反発局面の中でGDPが発表され、発表直後から陽線が連続している様子がわかります。
高値と安値をともに切り上げる展開が始まっています。
直近はトレンドよりも上昇の勢いがやや強く、このまま上昇するか、あるいは再度押し目を作るかに注目です。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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