昨日(2024年2月6日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38493.0(+146.0)<+0.38%>
US100(米国100株価指数):17570.0(-51.8)<-0.29%>
US500(米国500株価指数):4954.4(+13.3)<+0.27%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2月6日の米国株主要3指数は、ばらばらな値動きとなりました。
パウエルFRB議長のテレビ発言で、早期の利下げ期待は後退していますが、企業の決算は堅調な内容が目立ち、景気に対しては楽観的な見方が多くされています。
ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ / New York Community Bancorp, Inc.は、20%を超える急落となりました。
先週以降売り込まれていますが、米地銀の経営に対する警戒感が再燃したと思われます。
反対に、旅行需要増加の兆しを受けて、航空株が人気となっています。
また、化学大手のデュポン・ド・ヌムール / DuPont de Nemours, Inc.は、昨年第4四半期の利益が予想を上回り、自社株買い企画と配当引き上げが好感され、7.4%上昇しています。
データ解析ソフトウェアのパランティア・テクノロジーズ / Palantir Technologies Inc.は、強気の通期利益見通しがプラス材料となり30.8%の急伸。
イーライ・リリー / Eli Lilly and Companyは、利益の見通しが予想を上回ったものの、0.2%下落しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年2月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は反発となる陽線が立ちましたが、最高値は更新できず高値は連続で切り下げています。
平均足は実体が少しずつ長くなっており、下ヒゲも短くなっていることから、ローソク足との位置関係を考えても上昇圧が強いと考えられます。
もう一度高値を試すかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスライン、長期のサポートラインに挟まれた領域内での値動きが続いており、高値を切り下げ、安値を切り上げています。
目先では中期サポートラインを底値に反転し、ローソク足が平均足を上回ることで平均足も陽転しています。
ここから上下どちらの長期ラインを試すかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年2月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は直近高値を試しましたが、跳ね返されて陰線となりました。
平均足は陽連中で、実体が長く、ほぼ下ヒゲがない形状なので、買いの勢いは強いといえそうです。
200日移動平均線も右肩上がりで、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
この高値を再度試すかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
長期と中期のレジスタンスラインが重複する高値を超えることができず、反落しています。
ダブルトップとなっているため、中期サポートラインが引かれているネックラインをブレイクすれば、目先では大きく下がる可能性も考えられます。
直近は、陰連している平均足が、ローソク足の頭を押さえるような位置関係になっています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年2月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は最高値を試すには至りませんでしたが、陽線で引けています。
平均足は実体が長く、下ヒゲが見えない形状で、ローソク足との位置関係も含め、上昇圧力が強いと考えられます。
また、200日移動平均線も右肩上がりです。
フィボナッチの主要な数値を、押し目として利用できるケースも想定されます。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインをつけてからは上昇圧が減退し、中期のレジスタンスラインに頭を押さえられるレンジ相場に移行しています。
ローソク足が平均足と何度も交差し、平均足の色も頻繁に変化しています。
高値を切り下げ、安値を切り上げているため、上下どちらに抜けていくかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年2月7日)の主な米国経済指標
7日(水)22:30(米国)12月貿易収支
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OANDA Lab編集部
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