昨日（2024年3月28日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：39817.2（-7.2）＜-0.02%＞
  US100（米国100株価指数）：18271.1（-40.0）＜-0.22%＞
  US500（米国500株価指数）：5255.2（-5.8）＜-0.11%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

3月28日の米国株主要3指数は、小幅な値動きにとどまりました。

米国の景気に対する楽観論が強く、週間ベース、四半期ベースで見て、3指数は全て上昇しています。
US30は節目の40,000ドルまであとわずかの位置まで迫っています。
またUS500は、AI関連株への期待や年内の利下げ開始観測から高値圏を維持しました。

この日に発表された10-12月期の実質GDP確報値は上方修正されましたが、今日発表される個人消費支出（PCE）物価指数待ちで様子見ムードが強く、強い値動きにはなりませんでした。

加えて、FRBのウォラー理事が、「利下げを急ぐ必要はない」とコメントしたことも、相場の勢いを削ぐ要因になりました。

今日はグッドフライデー（聖金曜日）で、米株市場は休場となりますが、パウエルFRB議長の発言が予定されています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年3月29日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年3月29日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、最高値のすぐ手前まで迫ったところで反落する短い陽線で引け、3陽連を達成しています。
平均足は陽連中で実体は長く、下ヒゲは短くなってきています。
また、ローソク足を支えるような位置に平均足があり、200日移動平均線も右肩上がりであることから、大局は上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

長期のサポートラインを底とする反転上昇が始まり、1本目の中期レジスタンスラインを上に抜けてから、上昇の勢いが強くなりました。
陽連中の平均足にサポートされて上がっていき、いったんつけた頂点に2本目の中期レジスタンスラインが引かれました。
そこからもみ合いとなり、中期のサポートライン、レジスタンスラインに挟まれた範囲に収まっています。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年3月29日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年3月29日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は小さく下げる陰線で引け、ローソク足の終値は平均足の上ヒゲと接触しています。
平均足は陽連しているものの実体は短く、下ヒゲが長く、目先の上昇の勢いはさほど強くないことを示唆しています。
200日移動平均線は右肩上がりで、なおかつローソク足より下にあるため、全体の流れは買い圧力が強いと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

長期のレジスタンスラインを天井に、高値も安値も少しずつ切り下げるもみ合い相場が継続しています。
ローソク足と平均足が近い価格帯を推移しており、平均足は陰転と陽転を繰り返しています。
直近は中期のサポートライン、レジスタンスラインに挟まれたレンジに滞在しており、上下どちらに抜けるかが焦点となりそうです。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年3月29日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年3月29日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、一時的に最高値を更新するものの反落し、上ヒゲが長く伸びる実体がほとんどない形で引けました。
平均足は一定の角度をキープしながら陽連中で、ローソク足をサポートする位置関係です。
200日移動平均線は右肩上がりで、大局は上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

前日は、中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた領域でしばらく値動きが続いていましたが、取引時間の終盤に上昇を始めて長期レジスタンスラインを一時的に上抜けしました。
しかしここから反落し、中期のサポートライン付近まで下げています。
このまま下げる場合、長期サポートラインを試す可能性も想定されます。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日（2024年3月29日）の主な米国経済指標

29日（金）21:30（米国）2月個人所得（前月比）
29日（金）21:30（米国）2月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
29日（金）21:30（米国）2月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
29日（金）21:30（米国）2月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
29日（金）21:30（米国）2月個人消費支出（ＰＣＥ）（前月比）
29日（金）24:30（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言

本日発表予定の経済指標はこちら

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