ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で165円台後半|夕刻以降に買われる(2024年4月24日)

FXレポート

昨日(2024年4月23日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安が進む。

夕刻に独仏でPMI(購買担当者景気指数)が発表され、製造業PMIは市場予想を下回った一方、サービス部門PMIは市場予想よりも強い結果でした。
ユーロ円は上昇で反応し、日中高値を超えて円安が進んでいます。
その後、元の水準付近に徐々に戻したものの、夜に再び大きく円安に振れました。
ユーロドルが上昇しており、この影響を受けたと考えられます。
日付が変わると値動きは徐々に落ち着き、緩やかに上昇しつつ取引を終えました。

本日(2024年4月24日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月24日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月24日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、165円台後半に特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、165円台半ばにも、厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、164円台半ばから166円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、165円台後半の売り注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、今後の円高を見込んだ注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月24日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月24日7時のもの)

直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを中心に上下動し、夜以降にマイナス幅を広げました。
ユーロはゼロ付近で推移した後、プラス幅を広げて安定的に取引されました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年4月24日)の主な経済指標

10:30(豪州)消費者物価指数(CPI)
17:00(独)Ifo景況感指数
21:30(米国)耐久財受注(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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