昨日（2024年4月24日）のドル円動向振り返り
ドル円は円安が優勢。
円安が緩やかに続いた後、夜に大きく上下動する場面がありました。
その後もドル買い局面は継続し、深夜に155円台に乗せると未明にかけて上昇し続けました。
昨日は米10年債利回りが上昇傾向を示しており、これが円安に寄与した可能性があります。
なお、日米要人の発言は特段伝えられていません。
また、米国で耐久財受注が発表され、この時間帯のドル円は上下に振れたものの、相場の流れに大きな変化はありませんでした。
本日（2024年4月25日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年4月25日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、153円付近に特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
また、155円台半ばの買い注文も厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
その一方、154円台前半から156円台前半にかけて、厚い売り注文を確認できます。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、154円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年4月25日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのは、ユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年4月25日7時のもの）
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねマイナス圏で推移し、未明以降にマイナス幅を広げました。
ドルはマイナスで取引された後、夕刻にプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年4月25日）の主な経済指標
（日本）日銀・金融政策決定会合
21:30（米国）実質GDP（前期比年率）
21:30（米国）個人消費（前期比年率）
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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