ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は大幅円高で167円台半ば|昼に急落もやや戻す(2024年4月30日)

FXレポート

昨日(2024年4月29日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は大幅円高。

下窓を開けて取引が始まると、窓埋め後に大きく円安が進みました。
午後に入ってからは一転して急落模様で、166円を割り込む水準まで円高が進行しています。
政府・日銀の市場介入の可能性が指摘されている一方、神田財務官は介入の有無を示しませんでした。
政府の介入実績は5月末に公表予定です。
夕刻以降は円安方向に戻し、日付が変わると、大きな値動きながら方向感の乏しい動きでした。

本日(2024年4月30日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月30日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月30日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、166円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
しかし、167円台半ばから172円台前半にかけて、買い注文が乏しいです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

その一方、168円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
しかし、162円台半ばから167円台半ばにかけては、売り注文が薄いです。
円高の範囲で積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月30日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドル、弱い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月30日7時のもの)

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は大きくマイナスに進んだ後、プラスに急速に反転しました。
ユーロは昼にプラス圏からマイナスに転じ、その後は安定的に取引されました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のユーロ円の注目材料

29日(月)18:00(ユーロ)4月消費者信頼感(確定値)
29日(月)18:00(ユーロ)4月経済信頼感
29日(月)21:00(ドイツ)4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比)
29日(月)21:00(ドイツ)4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)
30日(火)8:30(日本)3月失業率
30日(火)8:30(日本)3月有効求人倍率
30日(火)8:50(日本)3月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
30日(火)8:50(日本)3月鉱工業生産・速報値(前月比)
30日(火)14:30(フランス)1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(火)15:00(ドイツ)3月小売売上高(前年同月比)
30日(火)15:00(ドイツ)3月小売売上高(前月比)
30日(火)16:55(ドイツ)4月失業率
30日(火)16:55(ドイツ)4月失業者数(前月比)
30日(火)17:00(ドイツ)1-3月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
30日(火)17:00(ドイツ)1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(火)17:00(ドイツ)1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(火)18:00(ユーロ)1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
30日(火)18:00(ユーロ)1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
30日(火)18:00(ユーロ)4月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
30日(火)18:00(ユーロ)4月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
30日(火)21:30(カナダ)2月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)
30日(火)21:30(カナダ)2月月次国内総生産(GDP)(前月比)
30日(火)21:30(米国)1-3月期四半期雇用コスト指数(前期比)
1日(水)(ロシア)休場
1日(水)21:15(米国)4月ADP雇用統計(前月比)
1日(水)23:00(米国)4月ISM製造業景況指数
1日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
1日(水)27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
2日(木)8:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
2日(木)16:50(フランス)4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
2日(木)16:55(ドイツ)4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
2日(木)17:00(ユーロ)4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
3日(金)18:00(ユーロ)3月失業率
3日(金)21:30(米国)4月失業率
3日(金)21:30(米国)4月平均時給(前年同月比)
3日(金)21:30(米国)4月平均時給(前月比)
3日(金)21:30(米国)4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
3日(金)23:00(米国)4月ISM非製造業景況指数(総合)

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は大幅円高で167円台半ば|昼に急落もやや戻す(2024年4月30日)