先週金曜日（2024年5月17日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安トレンドが継続。

日中から夜にかけて、豪ドル円はやや狭い範囲で上下動しました。
深夜に入ると円安が進み、この動きは未明まで続いています。
豪ドル米ドルが上昇傾向であり、これを反映したと考えられます。

なお、日本で国債買い入れオペの購入オファー額が発表され、前回と同額でした。
豪州では主要な経済指標は発表されていません。

本日（2024年5月20日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年5月20日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、100円台前半から104円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、104円台半ばから105円台後半にかけては、買い注文が乏しいです。
円安の範囲で積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

その一方、104円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、103円台半ばにも、厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年5月20日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
また、相関関係だったのはユーロ円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年5月20日7時のもの）

直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は午前中にマイナス幅を広げると、その後はマイナス圏で推移しました。
豪ドルは夜にかけてマイナス幅を広げ、深夜付近からはプラス幅を拡大する展開でした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週の豪ドル円の注目材料

21日（火）10:30（オーストラリア）豪準備銀行（中央銀行）、金融政策会合議事要旨公表
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前年同月比）
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前月比）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調前）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調済）
22日（水）11:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
22日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（前月比）
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（年率換算件数）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値、季調前）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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