先週金曜日（2024年5月17日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は上下動しつつも円安。
午前中に日銀による国債買い入れオペの詳細が発表され、購入オファー額は前回と同額でした。
2回連続で購入オファー額が減額されるかどうか注目されており、同額の結果を受けて円安が進んだと報じられています。
夕刻にはユーロ圏でHICP（消費者物価指数）が発表され、市場予想と同じ結果でした。
ユーロ円は大きな反応を示さず、緩やかな円高でした。
その後、夜から翌日未明にかけて反発し、1日の取引を終えています。
本日（2024年5月20日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月20日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、166円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、169円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、168円台後半の売り注文が厚いです。
この周辺にはサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
また、170円付近にも、厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年5月20日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円、相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
また、弱い相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年5月20日7時のもの）
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は午前中にマイナス幅を広げると、その後はマイナス圏で推移しました。
日中のユーロはややプラスで取引され、夜以降はゼロ付近で動きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
21日（火）17:00（ユーロ）ラガルド欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、発言
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前年同月比）
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前月比）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調前）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調済）
22日（水）11:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
22日（水）17:05（ユーロ）ラガルド欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、発言
22日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
23日（木）16:15（フランス）5月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）16:15（フランス）5月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）16:30（ドイツ）5月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）16:30（ドイツ）5月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）17:00（ユーロ）5月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）17:00（ユーロ）5月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）23:00（ユーロ）5月消費者信頼感（速報値）
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（前月比）
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（年率換算件数）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値、季調前）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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