先週金曜日（2024年5月17日）のドル円動向振り返り
ドル円は上下動しつつも円安。
午前中に日本で国債買い入れオペの購入予定額が発表され、前回と同額でした。
この時間帯のドル円は円安が進んでいます。
前回に続いて今回も購入予定額が減額されるかどうか注目を集めており、同額だったことが影響したと報じられています。
夜に入ると、米国で景気先行指標総合指数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
ドル円は円高が進みましたが、日付が変わる頃から円安に戻しています。
米10年債利回りが上昇基調だったことが要因だと伝えられています。
最終的に、前日終値と比べて円安で１週間の取引を終えました。
本日（2024年5月20日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年5月20日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、156円台前半に、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、153円付近の買い注文も特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
その一方、155円台前半から157円台後半の範囲で、厚い売り注文を確認できます。
現在値を含む範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、155円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年5月20日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円です。
ポンド円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年5月20日7時のもの）
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は午前中にマイナス幅を広げると、その後はマイナス圏で推移しました。
ドルは夜にかけてプラス幅を広げた後、深夜以降はややマイナスで取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前年同月比）
22日（水）8:50（日本）3月機械受注（前月比）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調前）
22日（水）8:50（日本）4月貿易統計（通関ベース、季調済）
22日（水）11:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
22日（水）23:00（米国）4月中古住宅販売件数（前月比）
22日（水）23:00（米国）4月中古住宅販売件数（年率換算件数）
22日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
23日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
23日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
23日（木）22:45（米国）5月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）22:45（米国）5月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）22:45（米国）5月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（前月比）
23日（木）23:00（米国）4月新築住宅販売件数（年率換算件数）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)（前年同月比）
24日（金）8:30（日本）4月全国消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値、季調前）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比）
24日（金）15:00（ドイツ）1-3月期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）
24日（金）21:30（米国）4月耐久財受注（前月比）
24日（金）21:30（米国）4月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
24日（金）23:00（米国）5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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