ロンドン為替見通し=動意材料が控えるNYタイム待つことになるか

市場見通し
 ロンドンタイムは、欧州通貨の動意につながりそうな経済指標の発表は予定されていない。ドル相場の影響を注視しつつ、NYタイムを待ちながら上下する展開が想定できる。

 NYタイムにはドル相場の強弱に影響を与えそうな4月ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表が控えているほか、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁も発言予定。今後の米・欧金融政策の方向性を推し量るための重要な材料が明らかになるのがNY勢の動き出し以降となるため、それまでは動きにくいか。

 明日18日には4月独ZEW景況感調査、週末には動意材料になりやすいユーロ圏や域内各国の購買担当者景気指数(PMI)速報値の発表が控えていることも、本日の欧州勢の売買を手控えさせる要因になりそうだ。


想定レンジ上限
・ユーロドル:14日高値1.1076ドル。

想定レンジ下限
・ユーロドル:21日移動平均線1.0883ドル。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ロンドン為替見通し=動意材料が控えるNYタイム待つことになるか