東京マーケットダイジェスト・21日 円高・株上値重い

市場概況
(21日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=133.79円(前営業日NY終値比▲0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=146.63円(▲0.64円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0959ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:28564.37円(前営業日比▲93.20円)
東証株価指数(TOPIX):2035.06(▲4.67)
債券先物6月物:147.71円(△0.23円)
新発10年物国債利回り:0.460%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)             <発表値>     <前回発表値>
3月全国CPI(生鮮食品を除く総合、前年比)     3.1%       3.1%
3月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く、前年比) 3.8%       3.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。「G7がロシアへのほぼ全面的な輸出禁止措置を検討」との報道が伝わるなかで豪ドル円などクロス円主導で円高が進むと、ドル円もつれる形で売りが優勢となった。その後も目立った戻りもないまま、一時133.70円まで下値を広げるなど、東京市場は終始上値の重い展開だった。

・ユーロ円も軟調。対豪ドル主導で円高が進んだ流れに沿った。ユーロ円は146.56円まで下げたほか、ポンド円は166.16円、豪ドル円は89.65円、NZドル円は82.29円まで値を下げた。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため、ユーロドル自体は1.0960ドルを挟んで方向感がなかった。

・日経平均株価は反落。米景気の先行き懸念や外国為替市場での円高が重しとなり、利益確定売りが広がった。午前には半導体関連株が買われ指数は一時年初来高値を更新する場面があったが、買いは続かなかった。

・債券先物相場は続伸。低調な経済指標を受けて米景気の先行き懸念が高まるなか、前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだ。
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