東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含む

市場概況
 24日の東京外国為替市場でドル円は弱含む。10時時点では133.97円とニューヨーク市場の終値(134.16円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。クロス円の円買い先行や、週明けの時間外取引で小幅ながら低下してスタートした米債利回りの推移が重し。一時133.89円までじり安となった。ただ、強い方向感は出ず下落幅を縮小。東京仲値に向け、本邦実需が背景と思われる動きも支えに一時134円台を回復した。

 ユーロ円は円買いへ傾斜。10時時点では147.29円とニューヨーク市場の終値(147.40円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ダウ先物が90ドル以上の下落となったことが嫌気され、先週末の東京タイム同様にリスク回避を意識した動き。豪ドル円が89.48円、NZドル円は82.16円まで円高・オセアニア通貨安となった。ユーロ円も一時147.12円まで円高・ユーロ安推移。しかし、円買いが一服し、仲値にかけ円安方向へ戻した。

 ユーロドルは限られたレンジで上下。10時時点では1.0994ドルとニューヨーク市場の終値(1.0986ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落に連れ安となったことに続き、対円でドルが下げ渋ったことを重しに、一時1.0984ドルまでユーロ売り・ドル買い推移。しかし、大きく値幅を広げずに戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.89円 - 134.16円
ユーロドル:1.0984ドル - 1.1002ドル
ユーロ円:147.12円 - 147.42円
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