東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

市場概況
 25日の東京外国為替市場でドル円は売り先行。8時時点では134.09円とニューヨーク市場の終値(134.24円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。ファーストリパブリック銀行が決算発表で預金額の大幅減少を明らかにしたことで、米長期金利が昨日引けにかけて低下。時間外で同社株が17%超急落したこともあり、リスクオフの動きから売りが先行すると一時133.98円まで値を下げた。アンザックデーでオセアニア市場が休場となり、薄商いで値が振れやすかった面もあるようだ。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.1051ドルとニューヨーク市場の終値(1.1046ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の海外市場で堅調に推移した流れを引き継ぎ、一時1.1053ドルと14日以来の高値を付けた。

 ユーロ円は8時時点では148.18円とニューヨーク市場の終値(148.28円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で148.05円まで下げたが、ユーロドルが底堅さを維持したため下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.98円 - 134.12円
ユーロドル:1.1043ドル - 1.1053ドル
ユーロ円:148.05円 - 148.37円
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