スポット
東海東京調査センターでは米国の長期金利(10年国債利回り)に関して、テクニカル面からは200日線を割り込むと長期的な低下トレンドを形成し、逆に200日線を上回ると長期的な上昇トレンドを形成してきたと指摘している。ここ1カ月は200日線を割り込んで推移する時間帯が増えているとのこと。現在の200日線は3.5%台に存在。「だまし」の可能性を考慮する必要はあるとしながらも、米長期金利は向こう数年にわたり、低下トレンドを形成するシグナルが点灯してきた可能性があると考えている。低下のメドとしては、2020年3月の0.3%台と2022年10月の4.3%台のフィボナッチ・リトレースメントの38.2%押し2.8%台、50%押し2.3%台あたりが想定されるとしている。
一覧へ戻る