東京外国為替市場概況・12時 ドル円、神経質な動き

市場概況
※ドル円概況の一部を訂正しました。

 28日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。12時時点では134.10円とニューヨーク市場の終値(133.97円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の結果発表を控えるなか、日経新聞の報道を受けて133.62円まで急落後に134.29円まで反発。記事ヘッドライン「日銀、長期緩和の検証実施へ、先行き指針も見直し検討」で円買いも、内容には「今回の会合で、イールドカーブ・コントロール(YCC)の修正は見送るとの見方」も含まれていたため円売り戻しとなった。
 結局、12時過ぎまで会合結果がでず、一巡後は134円前半で上下が続いた。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では147.64円とニューヨーク市場の終値(147.71円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に日経ニュースで147.32円まで円高に振れたあと、147.97円まで円売り戻し。昨日のユーロ高値147.99円には届かずに失速すると、一時147.50円台まで水準を戻した。

 ユーロドルは12時時点では1.1017ドルとニューヨーク市場の終値(1.1028ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。戻り鈍いまま1.1016ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.62円 - 134.29円
ユーロドル:1.1016ドル - 1.1039ドル
ユーロ円:147.32円 - 147.97円
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