東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇

市場概況
 2日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇。15時時点では137.63円と12時時点(137.36円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。ドル高・円安の流れが続いていたところに、豪準備銀行(RBA)の予想外の利上げで豪ドル円が急騰したことにもつれ、一時137.77円まで上値を伸ばした。

 RBA理事会は本日、政策金利を3.85%に引き上げることを決定。市場予想は3.60%で据え置きだったことから、発表後に豪ドル買いが全般進んだ。豪ドル/ドルは0.66ドル前半から0.6713ドルまで上値を伸ばし、豪ドル円も91円前半から92.40円まで上げ幅を拡大した。
 RBAは声明で「インフレ率が合理的な時間枠で目標に戻ることを確実にするためには、金融政策の一層の引き締めが必要になるかもしれない」と追加利上げを示唆した。

 ユーロ円は堅調。15時時点では151.21円と12時時点(150.98円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。豪ドル円の上昇に連れ高となり、151.42円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは15時時点では1.0983ドルと12時時点(1.0988ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ/豪ドルが1.65豪ドル半ばから1.6372豪ドルまで急落した影響を受けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.30円 - 137.77円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.0994ドル
ユーロ円:150.74円 - 151.42円
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