東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調

市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では136.03円とニューヨーク市場の終値(136.55円)と比べて52銭程度のドル安水準だった。米ホワイトハウスから「FRBの利上げが銀行業界に悪影響を与えている」と利上げ牽制発言が伝わるなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を今晩に控えて持ち高調整のドル売りが進行。アジア株が総じて下落したことでクロス円が売られた影響も受け、一時135.92円まで下値を広げた。一方、136円割れでは押し目が入るなど、いったん売りは一服している。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.1025ドルとニューヨーク市場の終値(1.0999ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。本邦勢不在のアジア市場とあって値動き自体は鈍いものの、ドル売りが強まった流れに沿って一時1.1026ドルまで上昇している。

 ユーロ円は12時時点では150.01円とニューヨーク市場の終値(150.21円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やアジア株の下落を受けて一時149.88円まで値を下げたが、ユーロドルが底堅く推移したこともあり一巡後は150円台を回復している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.92円 - 136.63円
ユーロドル:1.0999ドル - 1.1026ドル
ユーロ円:149.88円 - 150.39円
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調