東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値が重い

市場概況
 3日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では135.79円と15時時点(135.94円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米国の金融システム不安が再燃していることもあり、時間外の米10年債利回りが3.40%台まで低下すると、ドル円も連れて135.73円まで弱含んだ。クロス円の買いに支えられ買い戻しが入る場面もあったが、戻りも浅く上値が重い。

 ユーロドルはじり高。17時時点では1.1034ドルと15時時点(1.1019ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後は、時間外の米金利の低下を支えに、ユーロドルは買いが優勢になり1.1041ドルまでじり高。ポンドドルが1.2523ドルまで上値を伸ばしたことに連れた買いも出ていた。

 ユーロ円は方向感がない。17時時点では149.88円と15時時点(149.83円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。米金利低下に対してドル円の売りが最初に反応したことで149.73円まで一時弱含んだ。しかし、欧州株式市場が堅調に始まったことで、ユーロ円は150.13円前後まで買い戻されるなど、方向感がない動きになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.73円 - 136.63円
ユーロドル:1.0999ドル - 1.1041ドル
ユーロ円:149.73円 - 150.39円
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