東京外国為替市場概況・17時 ドル円、一転上昇

市場概況
 4日午後の東京外国為替市場でドル円は一転上昇。17時時点では134.67円と15時時点(134.44円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。欧州勢がドル売りで参入すると一時134.15円まで下落する場面があったものの、その後は一転して買い戻しが入り、米金利の上昇などを支えに134.82円の高値まで反発。先月28日の日銀金融政策決定会合後の上昇分をほぼ吐き出した格好となったが、持ち高調整を終えたことで再び買いが入りやすくなったか。

 ユーロ円は下値が堅い。17時時点では148.92円と15時時点(149.02円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。15時30分過ぎには148.58円まで売り込まれたものの、その後はドル円と同様に買い戻しが進み、早朝につけた高値149.25円に迫る場面も見られた。ただ、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、本日高値手前では再び頭が重くなった。

 ユーロドルはさえない。17時時点では1.1057ドルと15時時点(1.1084ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇を受けた売りに押されたほか、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えた持ち高調整売りも出た。一時1.1052ドルまで本日安値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.15円 - 134.82円
ユーロドル:1.1052ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:148.58円 - 149.25円
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・17時 ドル円、一転上昇