市場見通し
17日の日経平均は5日続伸。終値は250円高の30093円。
日経平均はノンストップで節目の3万円を超えてきた。16日のダウ平均が300ドル超下げたことを鑑みると、ただただ強い。3万円に乗せた後の値動きが落ち着いていたこともポジティブ。市場では海外市場に比べて日本株、特に日経平均の動きが良い分、指数が強引に押し上げられているといった見方もある。もしそういった投機色の強い買いであれば、3万円に乗せたところで急失速してもおかしくはなかった。
日経平均は2021年2月と9月に3万円台に乗せている。ただ、この2回は乗せて間もなくピークをつけた。2021年2月に3万円台に乗せた時は、2月15日に3万円に到達し、翌16日の30714円が天井となった。同年9月に再び3万円台に乗せた時は、9月7日の取引時間中に3万円に到達し、ここから一週間後の9月14日が天井となった。
この2回にもう一つ共通する点として、29000円に乗せてから3万円に到達するまでの日数が短かったという点も挙げられる。2月は29000円台に乗せたのが2月8日で、その4営業日後に3万円に乗せた。9月は29000円台に乗せたのが9月3日で、その2営業日後に3万円に乗せた。29000円に乗せてからの上昇が急すぎた分、3万円では到達感が出てきやすい状況であったと言える。
今回は、29000円台に乗せたのが5月1日。そこから9営業日後の本日17日に3万円に乗せた。その前の2回に比べると、29000円台で揉んだ日数が多い。直近2回では3万円乗せ後の上値が限られたことはまだ記憶に新しく、今回、3万円近辺での売り需要はそれなりに強かったと推測される。それでも戻り売りをこなして3万円に乗せてきた。3万円より上が定着するかはここから1~2週間の動向がカギを握るが、ここまでの流れからは、まだ上が期待できそうな雰囲気がある。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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日経平均はノンストップで節目の3万円を超えてきた。16日のダウ平均が300ドル超下げたことを鑑みると、ただただ強い。3万円に乗せた後の値動きが落ち着いていたこともポジティブ。市場では海外市場に比べて日本株、特に日経平均の動きが良い分、指数が強引に押し上げられているといった見方もある。もしそういった投機色の強い買いであれば、3万円に乗せたところで急失速してもおかしくはなかった。
日経平均は2021年2月と9月に3万円台に乗せている。ただ、この2回は乗せて間もなくピークをつけた。2021年2月に3万円台に乗せた時は、2月15日に3万円に到達し、翌16日の30714円が天井となった。同年9月に再び3万円台に乗せた時は、9月7日の取引時間中に3万円に到達し、ここから一週間後の9月14日が天井となった。
この2回にもう一つ共通する点として、29000円に乗せてから3万円に到達するまでの日数が短かったという点も挙げられる。2月は29000円台に乗せたのが2月8日で、その4営業日後に3万円に乗せた。9月は29000円台に乗せたのが9月3日で、その2営業日後に3万円に乗せた。29000円に乗せてからの上昇が急すぎた分、3万円では到達感が出てきやすい状況であったと言える。
今回は、29000円台に乗せたのが5月1日。そこから9営業日後の本日17日に3万円に乗せた。その前の2回に比べると、29000円台で揉んだ日数が多い。直近2回では3万円乗せ後の上値が限られたことはまだ記憶に新しく、今回、3万円近辺での売り需要はそれなりに強かったと推測される。それでも戻り売りをこなして3万円に乗せてきた。3万円より上が定着するかはここから1~2週間の動向がカギを握るが、ここまでの流れからは、まだ上が期待できそうな雰囲気がある。
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DZH Finacial Research
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会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
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