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セブン&アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダコンビニ大手のアリマンタシォン・クシュタールは13日、東京都内で記者会見を開いた。創業者のアラン・ブシャール会長はクシュタールとセブン&アイについて「力を融合できる戦略的特性を感じてきた」と買収に改めて意欲を示した。敵対的買収は「われわれのスタイルではなく、検討していない」と話した。
買収提案が昨夏明らかになって以降、日本国内での記者会見は初めて。セブンとの協議に関し「米当局による規制関連に限定され、幅広い話し合いに至っていないのが残念だ」とも述べた。セブン側の買収合意に時間がかかる場合も、提案は取り下げないとした。セブンは自社単独で経営を続ける方針を鮮明化させており、買収を巡る攻防で、両社の応酬が激しくなっている。
クシュタールは米国で「サークルK」などを展開し、市場シェアは「セブン―イレブン」などを持つ首位のセブンに次ぐ。記者会見には、アレックス・ミラー社長兼最高経営責任者(CEO)らも出席した。
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