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キリンビールは17日、人工知能(AI)を使い、スマートフォンのカメラで桜の健康状態や樹齢を判定できるウェブサービスの提供を開始した。自治体は専用ページからデータを閲覧でき、保全活動に役立てられる。ビールの消費が見込める花見の環境整備を図る。
名称は「桜AIカメラ」。利用は無料で、花見客らがトップページから案内に従って桜を撮影すると形や幹の太さから樹木の健康状態を5段階で判定し、樹齢も調べられる。アップロードした画像を通じ、自治体関係者が手入れの必要性を把握する手がかりになる。キリンの担当者は「気軽に保全活動に参加できる。桜の現状を知るきっかけにしてほしい」と話した。
キリンは昨年4月に発売したビール「晴れ風」の売り上げの一部を、桜や花火などの保全活動のために寄付している。支援の中で人手や予算の不足により必要なデータを収集できない自治体が多いとの課題を知り、サービスを開発した。
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