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経団連の十倉雅和会長(住友化学相談役)は20日、退任前最後の定例記者会見に臨んだ。脱炭素を国の産業政策として具体化させるGX(グリーントランスフォーメーション)の推進や、約30年ぶりとなる高水準の賃上げの実現などを挙げ「反省はあるが、努力が足りなかったという悔いはない。一定の成果を残すことができた」と述べた。
十倉氏は29日の定時総会で2期4年の任期を終え、筒井義信副会長(日本生命保険取締役)に会長職を引き継ぐ。
やり残した課題として、十倉氏は「公正公平で持続可能な全世代型社会保障改革や、財政再建を通じた国民の漠とした将来不安の解消は道半ばだ」と唇をかんだ。
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