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家電などのレンタル事業を手がける「レンティオ」(東京)が、製品を実際に使用し購入するかどうかを判断したいという顧客の需要を捉え、利用者を増やしている。顧客から集めたアンケートをメーカーなどに提供するサービスも展開しており、買わなかった理由を分析することで製品の開発に活用できると好評だ。
レンタル事業は月額制や数日間のプランがあり、家電やカメラ、ベビー用品など6700種類以上を扱う。今年1月は延べ15万人以上が利用。2018年11月からの累積データでは、顧客のうち6割以上が製品購入前の試用を目的としている。掃除機や調理家電といった製品が人気で、レンタル後には約55%が購入に前向きになったという。
レンティオは企業向けに、顧客のアンケート結果を提供している。購買意欲があったが、買わない判断をした客層の声を聞くことができる利点があるといい、20年以降に30社以上が利用した。
レンティオの担当者は「取扱商品数を増やし、大手通販サイトに並ぶ規模に拡大したい」と話している。
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