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カナデビア(旧日立造船)の桑原道社長(62)はインタビューに応じ、子会社による船舶用エンジン燃費データ改ざんなどの不正を受けて1日付で再発防止のための専門部署を立ち上げたと明らかにした。「この機会を捉えて過去の負の遺産を一掃する」と強調した。
カナデビアは昨年7月、子会社の船舶用エンジンの燃費データ改ざんを公表。その後、他部門でも不正が発覚した。組織風土の改革や業務見直しを盛り込んだ再発防止策を掲げており、専門部署が進展を管理する。桑原氏は「改ざんできないようなシステム構築も本年度中にやり遂げる」とした。
欧州や中東で手がけるごみ焼却発電施設は受注が好調で、9千億円とする2030年度の売上高目標は「(達成する)可能性は高い」と述べた。
25年3月期の連結決算の売上高は6105億円。世界的に都市部への人口集中が進む中「従来埋め立てていたごみ処理は深刻な問題として認知されている」とし、焼却施設のニーズは高まっていると指摘した。
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