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経済成長を続ける中央アジアのウズベキスタンが日本企業の誘致に力を入れている。税制を優遇し首都タシケントに本部を置く「ITパーク」へ18社が既に進出した。人件費の安さや日本語など多様な言語に対応できる人材を売りに、さらに呼びかける。自国の技術者育成にも生かし、ITを主力産業にする考えだ。
「ビジネスのハブを目指している。シルクロードの中心地だったように中東や欧州にネットワークを持つ」。5月中旬、来日したシェルマトフ・デジタル技術相が東京都内で話した。ITパークの日本事務所を開設し、企業関係者約200人が聞き入った。
ITパークはウズベキスタン政府が2019年にIT産業の拠点として設立した。法人税の免除やオフィスの提供、多言語に堪能な人材を提供する。欧米を中心に55カ国から進出した企業は、当初の7倍の2800社超に達した。
さらなる拡充へ狙うのは、高度なITスキルを持つ日本企業だ。雇用や投資の拡大が実現可能で、若者のデジタル教育にも追い風になるとみる。
日本企業の反応は上々だ。(共同)
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