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石破茂首相は18日、来日中のベセント米財務長官らと首相官邸で約30分間会談した。日米関税交渉について「双方の利益となる合意をまとめるよう精力的に(閣僚間で)協議を続けてほしい」と伝え、ベセント氏は「必ず良い合意ができる」と応じた。石破氏が会談後、記者団の取材に明らかにした。
石破氏は「日程が決まっているわけではないが、トランプ米大統領と直接話をする機会は当然ある」とも語った。米国が8月1日から適用予定の25%の相互関税に関しては「具体的に話はしていない」と説明した。
ベセント氏は大阪・関西万博の米国ナショナルデーの行事に出席するため来日しており、今回の会談では関税について突っ込んだ議論には至らなかった。日本政府関係者によると、関税交渉を補佐する米政府職員は同行していないという。
赤沢亮正経済再生担当相は19日、万博会場で米代表団の対応役を務める。公式式典や昼食会、米国館パビリオンの視察などに同行する予定で、ベセント氏と意見を交わすとみられる。
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