日本発キャラを海外売り込み

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 伊藤忠商事が、日本人クリエーターが創作した人気キャラクターの海外展開を強化する。日本や韓国の若年層に人気が高い「んぽちゃむ」をアジアや北米で商品化する権利(ライセンス)を取得した。年内のグッズ発売を目指す。

 んぽちゃむは、白くて餅のような形状とつぶらな瞳が特徴の「ヨーグルトの妖精」の設定。友達の「きみまろ」との掛け合いを動画などで発信している。イラストレーター「可哀想(かわいそう)に!」さんが2022年、交流サイト(SNS)に投稿を始め、注目を集めた。

 伊藤忠はフィンランド発のキャラクター「ムーミン」の権利を持つ香港の出資先企業などを通じ、んぽちゃむを展開する。コンテンツの年間流通総額を29年までに1500億円程度に引き上げる計画を掲げる。現状は100億円規模。

 日本と韓国では、日本の別会社が権利を保有しており、主にぬいぐるみやキーホルダーといったグッズの販売を管理している。

 政府は漫画やゲームなどを含むコンテンツ輸出をクールジャパン戦略の一環で成長戦略に位置付ける。


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