共同通信ニュース
【ブリュッセル共同】国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は16日、中東情勢の緊迫化に伴い、欧州でジェット燃料が逼迫していると警鐘を鳴らした。残りは「恐らく6週間程度だ」と述べ、石油供給の混乱が続けば、航空便の欠航が近く発生するとの見方を示した。AP通信のインタビューで語った。
米国とイスラエルが2月末にイランを攻撃して以降、イランは報復として湾岸諸国を攻撃し、エネルギー関連施設に被害が生じている。
ビロル氏は、和平が成立したとしても、交戦開始前の水準まで生産が回復するには「最長で2年程度かかる」と指摘し、迅速な回復を想定するのは「楽観的すぎる」とくぎを刺した。
ビロル氏は、ホルムズ海峡を通る船舶からの通航料の徴収に反対する考えを示した。先例ができれば、東南アジアのマラッカ海峡など別の国際水路にも適用され、自由な航行を妨げる恐れがあると懸念を示した。
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