共同通信ニュース
あいち銀行を傘下に持つあいちフィナンシャルグループ(FG)と、三重県が地盤の三十三フィナンシャルグループは13日、両社の経営統合に向けて基本合意したと発表した。統合時期は2027年4月1日をめどとする。両社の銀行ブランドは維持する方向だ。実現すれば、連結総資産が11兆円を超える地方銀行グループが誕生する。県境を越えた統合で経営基盤を強化する。
日銀の利上げにより「金利がある世界」に転換し、預金獲得や貸し出しの競争が激化。主力の製造業を中心に企業向けの資金需要が見込める東海地域で、競争力を高める。単純合算の連結総資産額は、国内の地銀で比較すると25年3月末時点で14位に当たる。
あいちFGの伊藤行記社長は13日午後に名古屋市で記者会見を開き「互いのノウハウを生かし合って、地域で存在感を増していく」と述べた。同席した三十三FGの道広剛太郎社長は、経営統合に伴う店舗統合に関し「例えば片方が老朽化している支店があれば共通店舗は考えられる」と述べた。現時点で具体的な計画はないという。
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