共同通信ニュース
日銀の植田和男総裁は3日、共同通信きさらぎ会で講演し、中東情勢が不透明な状況でも「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」と述べた。15、16日に開く次回の金融政策決定会合で利上げをする可能性を示唆した。原油高による影響で「基調的な物価上昇率が上振れるリスクも意識せざるを得ない状況だ」との認識も示した。
利上げが遅れた場合に「景気のみならず、市場や金融システムに大きな負荷をかける恐れがある」とも指摘し、対応が後手に回ることに懸念を示した。
利上げは中東情勢が及ぼす影響を直前まで見極めた上で最終判断するとみられる。現行の政策金利は0・75%程度で、利上げすれば1%台に到達する見通し。引き上げれば昨年12月以来、4会合ぶりとなる。
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