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JA全中会長「現場に唐突感」

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 全国農業協同組合中央会(JA全中)の神農佳人会長は9日、農林水産省を訪問し、南米の関税同盟との貿易交渉に関して、畜産など国内農業への影響に配慮するよう鈴木憲和農相に要請した。神農会長は「生産現場には唐突感がある。安易な市場開放は容認できない」と説明した。

 鈴木氏は「農林水産業に影響の大きい品目は守り抜いていく」と応じた。要請書では、家畜伝染病のリスクが高まるような検疫制度の緩和で、食の安全を損なわないことを求めた。飼料の安定供給のほか、コメや和牛などの輸出拡大も訴えた。

 南部共同市場(メルコスル)加盟国のブラジルやアルゼンチンは牛肉や鶏肉の生産量が多い。日本は牛肉に38・5%の関税を課している。


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