共同通信ニュース
日銀が10日発表した5月の国内企業物価指数(2020年平均=100、速報)は前年同月比6・3%上昇の134・5だった。伸び率は4月の5・3%から拡大し、23年3月以来の高い水準となった。中東情勢の悪化に伴う原油やナフサの価格上昇により石油関連製品や化学製品などの価格が上昇し、指数が上がった。今後、消費者の手に渡る商品の価格に上乗せされる可能性がある。
ガソリンや軽油などの石油・石炭製品は13・8%、ナフサ由来のポリエチレンなど化学製品は13・4%それぞれ上昇した。
日銀の担当者は、4月は原油に直接関連する製品の値上がりが目立っていたが、5月はナフサから作られる製品などにも価格上昇が広がっていると分析。より幅広い製品に値上がりが波及していくとの見方を示した。
企業物価指数は、企業間で取引される商品の価格水準を示す。家庭が購入するモノやサービスの価格動向を表す消費者物価指数の先行指標とされる。
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