【ブリュッセル共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は9日、経営再建のため、車種を最大半減させることなどを盛り込んだ計画を発表した。ドイツメディアによると、10万人規模の人員削減やドイツ国内で4工場の閉鎖も検討。実現すれば、自動車業界で過去最大のリストラになる可能性がある。
電気自動車(EV)に強みを持つ中国メーカーとの競争激化や、トランプ米政権の関税強化で経営環境が悪化しており、合理化を急ぐ。ただ従業員側は反発しており、交渉は難航しそうだ。
VWは、車種を「最も魅力的な市場分野」に段階的に集中させる方針を表明した。付加価値の高い製品や技術に経営資源を集める。車両を開発・生産するためのコストや、間接費も削減。過剰な生産能力を適正化し、工場の稼働率を向上させることも打ち出した。
オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は「2030年までに、人々を魅了する製品や最先端の技術を有する世界で最も魅力的な自動車会社にする」と強調した。
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