【ワシントン共同】トランプ米大統領とイラクのザイディ首相は14日、ホワイトハウスで会談した。トランプ氏は冒頭で記者団に、イラクは石油などの資源を持ち「非常に大きな潜在力がある」と説明。多くの取引を進め「われわれは多くの雇用を生み出し、大量に石油を採掘する」と述べ、イラクでの石油事業を加速させる考えを示した。
トランプ政権は昨年11月の選挙後のイラク新政権樹立を巡り、元首相の重鎮マリキ氏を首相候補に推すシーア派政治勢力の方針に反発。これを受け、実業家ザイディ氏が指名された経緯がある。
ロイター通信によると、ザイディ氏は今回の訪米で、イラクの石油やガス、電力部門に対する米国からの大規模投資を確保することを狙っていた。トランプ氏は会談でイラクでの石油事業に関し「今や、主に米企業が担っている」と強調した。
財政難のイラクは一時、増産による収入拡大を目指し、石油輸出国機構(OPEC)脱退を検討したとされる。記者団から脱退の意向を問われたザイディ氏は「イラクには公正な取り分が必要だ」と述べ、生産枠を拡大する必要性を強調した。
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