パナソニックホールディングス(HD)傘下のパナソニック環境エンジニアリングは21日、半導体製造過程で出る廃液から、価値のある銅を回収する装置の販売を始めたと発表した。半導体市場が伸びる中、廃液処理の需要を取り込みたい考えだ。
半導体の製造過程では大量の薬液が使用され、金属を回収する設備のない工場は廃液をそのまま産業廃棄物として処理しているという。
パナソニック環境エンジニアリングの回収装置は、処理能力が1日当たり約1・5トンで、1年間の稼働で1千万円程度の銅を回収できるという。小部屋に収まるサイズで、小規模な工場でも導入しやすい。今後は銀やスズ、ニッケルといった金属の回収にも対応していく方針だ。
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