3日の外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、一時1ドル=155円台を付けた。8月上旬以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準で、上昇幅は前日東京市場の午後5時と比べ4円超の変動となった。日銀の追加利上げ観測が強まる一方、米国では利上げ期待が後退し、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが入った。ベセント米財務長官が高市政権の財政政策に注文を付けたと伝わったことも円買いを促した。
東京外国為替市場の午後5時現在は前日比2円66銭円高ドル安の1ドル=157円03~06銭。ユーロは2円66銭円高ユーロ安の1ユーロ=182円22~26銭。その後のニューヨーク市場で円高が一段と進み1ドル=155円49~59銭を付けた。
財務省の三村淳財務官は3日、記者団の取材に応じ、円高進行について「安心も満足もしていない」と述べた上で「引き続き臨戦態勢ということかと思う」と語った。市場では政府、日銀による為替介入への警戒が続いている。
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