【ニューヨーク共同】人工知能(AI)開発を手がける米IT大手メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、トランプ米大統領との非公式の電話協議で、先端AIの安全性を事前審査する規制機関の新設構想に反対の意向を伝えていたことが3日、分かった。米ニュースサイトのポリティコが報じた。
AI開発で、中国企業が猛追する中、米政府による規制が強まれば米国企業の足かせになりかねないとの警戒感を伝えたとみられる。
報道によると、今回の電話協議はトランプ氏からもちかけた。ザッカーバーグ氏は、審査で先端AIの公開が1カ月でも遅れれば中国との競争で米国の優位性を損なうと主張してきた。
先端AIを巡っては7月、対話型生成AI「チャットGPT」を手がける米オープンAIのモデルが自律的に隔離環境を突破し、サイバー攻撃を仕掛ける事案が発生。懸念が高まる中、米政府は8月にメタや米グーグルなどの開発企業と協議し、安全性を事前審査する規制組織の新設案を伝えるなど管理強化に向けた検討を進めている。
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