損害保険各社は、最大震度7を観測した熊本地震で地震保険の保険金支払いが進む中、別の大地震に備えて被災者が申請で気をつけるべき点を呼びかけている。家具などの散乱した室内を片付ける前に写真を撮っておくと家財の被害を特定しやすくなり、支払い手続きが円滑に進むという。保険会社を名乗ってお金をだまし取る詐欺にも注意が必要だ。
日本損害保険協会によると、熊本地震で支払われた保険金は熊本県や福岡県などで3万件超、総額約238億円(8月28日時点)に上った。
三井住友海上火災保険は熊本地震で、被災者が調査の予約をした際に室内の写真を撮るよう呼びかけた。撮影せずに壊れた家電などを捨ててしまうと、被害を確認できず保険金の支払いができないこともあるという。
保険証券を紛失して契約している保険会社が分からない場合は「自然災害等損保契約照会センター」に問い合わせれば、契約先から連絡が来る。電話番号は(0120)501331。
損保協会は熊本地震に便乗した詐欺を少なくとも2件確認した。
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