【ニューヨーク共同】米IT大手グーグルは3日、世界各国の小中高の児童生徒が校内や自宅で使う学習用アカウントでインターネット検索や人工知能(AI)の機能の利用を制限する方針を発表した。初期設定では機能を無効とし、学校側の判断で解除できるようにする。数カ月中に各校へ詳細を周知するとしている。米メディアは、来年導入する予定だと報じた。日本の教育現場にも影響が及ぶ可能性がある。
子どもが検索や生成AIに安易に答えを求めることで、自律的に調べたり考えたりする習慣が失われ、学力が低下するとの指摘が世界的に広がっている。グーグルにはこうした懸念に応える狙いがあるとみられる。
グーグルは学校向けのサービス「クラスルーム」を展開している。子どもには個別のアカウントが与えられ、授業や教材、課題を共有できる。子どもが課題を提出し、教師が採点することもできる。日本の学校でも活用されている。
この日の発表でグーグルは「教室内のAI利用は学校側が管理すべきだと考えている」と強調。そのために適切な制限手段を学校に提供すると説明した。
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