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NYマーケットダイジェスト・15日 ナスダックとS&P500は最高値・金利上昇・円安

スポット
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.00円(前営業日比△0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.60円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1799ドル(△0.0003ドル)
ダウ工業株30種平均:48463.72ドル(▲72.27ドル)
ナスダック総合株価指数:24016.02(△376.94)
10年物米国債利回り:4.28%(△0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=91.29ドル(△0.01ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4823.6ドル(▲26.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   1.8%      ▲0.8%
4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
        11.0       ▲0.2
3月米輸入物価指数
(前月比)   0.8%      0.9%・改
4月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
         34        38
2月対米証券投資動向
短期債を含む 1845億ドル   ▲384億ドル・改
短期債を除く 586億ドル    24億ドル・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売り・ドル買いが優勢になると、21時30分前に一時159.15円と日通し高値を付けた。
 片山さつき財務相が日米財務相会談後に「ベッセント米財務長官と為替についてしっかり議論した」「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致した」と明らかにしたほか、「(為替)必要ならば断固たる措置も取る」と改めて表明すると一時158.76円付近まで下押しする場面もあったが、反応は一時的だった。3時過ぎには159.12円付近まで持ち直した。

・ユーロドルは小幅ながら8日続伸。19時30分過ぎに一時1.1772ドルと日通し安値を更新したものの、前日の安値1.1755ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。0時30分前に1.1808ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1811ドルを上抜けることは出来なかった。米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的に上値を試す展開にはならなかったようだ。今日1日の値幅は0.0036ドル程度と小さかった。
 なお、本日発表の4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、3月米輸入物価指数や4月米NAHB住宅市場指数は予想を下回るなど、強弱入り混じる結果となった。

・ユーロ円は反発。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時187.34円付近まで値を下げたものの、下押しは限定的だった。3時過ぎには一時187.70円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は2008年1月以来となる215.91円、豪ドル円は1990年9月以来となる114.11円まで上昇した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反落。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が引き続き買いを促し、続伸して始まった。ただ、景気敏感株やディフェンシブ株に持ち高調整の売りが出ると下げに転じた。半面、ハイテク株やソフトウエア株が買われ、相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は11日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。インフレ懸念や米景気の底堅さなどを背景に売りが出た。ただ、米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的な売買は手控えられた。

・原油先物相場はほぼ横ばい。この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫は、原油在庫が予想に反し取り崩しになり、ガソリン在庫も減少幅が予想を上回ったことで、一時原油先物が買われる場面があった。ただ、米・イランの停戦延長観測が浮上していることもあり、積極的に上値を追いかける勢いはなくほぼ横ばいで取引を終えた。

・金先物相場は反落。米・イランの停戦延長観測が浮上するなかでも、金先物の反応は鈍く反落して引けた。米10年債利回りが上昇基調を強めるなど、FRBをはじめ主要中銀が高金利環境を長期化させるとの見方が重しとなり、上値追いの勢いは削がれた。

(中村)


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