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NYマーケットダイジェスト・28日 株安・原油高・円失速(1)

スポット
(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.62円(前営業日比△0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.90円(△0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1712ドル(▲0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:49141.93ドル(▲25.86ドル)
ナスダック総合株価指数:24663.80(▲223.30)
10年物米国債利回り:4.35%(△0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=99.93ドル(△3.56ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4608.4ドル(▲85.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
2月米住宅価格指数
(前月比)   0.0%      0.2%・改
2月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比)   0.9%       1.2%
4月米リッチモンド連銀製造業景気指数
         3         0
4月米消費者信頼感指数
        92.8       92.2・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、3人の審議委員が利上げを提案。また、経済・物価情勢の展望(展望レポート)では2026年度の消費者物価上昇率の見通しが大幅に引き上げられたため、アジア市場では一時158.96円まで下落した。
 ただ、植田和男日銀総裁が日本時間夕刻の記者会見で、「中心見通し確度とリスクをもう少し確認したい」「6月よりもう少し先のデータで物価上昇が現れる可能性」などと発言すると、日銀の早期利上げ期待が後退し一転円売り・ドル買いが優勢に。21時前には一時159.79円と日通し高値を更新した。
 23・24日の高値159.84円が目先レジスタンスとして意識されると、22時前に159.42円近辺まで伸び悩む場面もあったが、4月米消費者信頼感指数や4月米リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回ったこともあり、下押しは限定的だった。そのあとは159円台半ばでのもみ合いに終始した。

・ユーロドルは小幅下落。米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る不透明感からWTI原油先物が1バレル=101.85ドル前後まで上昇すると、「有事のドル買い」が先行。前日の安値1.1688ドルを下抜けて、21時過ぎに一時1.1677ドルまで値を下げた。
 ただ、アラブ首長国連邦(UAE)が5月1日に石油輸出国機構(OPEC)およびOPECプラスを脱退することを表明すると、原油先物が軟化し一転ドル売りが優勢に。3時前には1.1718ドル付近まで持ち直した。
 なお、UAEのマズルーイ・エネルギー・インフラ相は「UAEは供給で石油市場を揺るがすつもりはない」との見解を示したものの、OPECの制約から解放されたUAEは必要に応じて生産を拡大できるようになる。在庫の積み増しに必要な原油を供給し、結果として価格の上昇を抑えることにつながる。市場では「現在、世界の原油市場は深刻な供給不足に直面しているものの、いずれは一転して供給過剰に転じる可能性がある」との声が聞かれた。

・ユーロ円は小幅上昇。アジア市場では一時186.07円まで売り込まれたものの、欧米市場では買い戻しが優勢に。ユーロクロスの上昇につれた買いが入ったほか、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが進み、4時前に一時186.95円と日通し高値を更新した。
 なお、ユーロ豪ドルは一時1.6341豪ドル、ユーロNZドルは1.9921NZドル、ユーロポンドは0.8678ポンド、ユーロカナダドルは1.6032カナダドル、ユーロスイスフランは0.9250スイスフランまで値を上げた。

(中村)


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