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NYマーケットダイジェスト・21日 株高・ドル上値重い

スポット
(21日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.98円(前営業日比△0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.72円(横ばい)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1619ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:50285.66ドル(△276.31ドル)
ナスダック総合株価指数:26293.10(△22.74)
10年物米国債利回り:4.57%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=96.35ドル(▲1.91ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4542.5ドル(△7.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)<発表値> <前回発表値>
前週分米新規失業保険申請件数
         20.9万件   21.2万件・改
前週分米失業保険継続受給者数
         178.2万人  177.6万人・改
5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
          ▲0.4     26.7
4月米住宅着工件数
年率換算件数   146.5万件  150.7万件・改
前月比       ▲2.8%   12.0%・改
4月米建設許可件数
年率換算件数   144.2万件  136.3万件
前月比       5.8%   ▲11.5%・改
5月米製造業PMI速報値
          55.3     54.5
5月米サービス部門PMI速報値
          50.9     51.0
5月米総合PMI速報値
          51.7     51.7

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は小反発。「イランの最高指導者が兵器級に近いウランをイラン国内に留め置くよう命じた」との一部報道を受け、原油先物価格が102ドル台半ばまで上昇するとともに買いが強まり、一時159.34円と本日高値を付けた。
 ただ、イラン高官がこの報道を否定すると失速。「パキスタンの仲介により、米イラン合意の最終草案がまとまり、数時間以内に発表される見込み」と伝わり、原油価格が95ドル台後半まで一転下落すると158.82円付近まで下げ、東京午前に付けた158.81円に接近した。

・ユーロドルは反落。原油高に伴ってドル買い圧力が高まると4月7日以来の安値となる1.1576ドルまで値を下げる場面があった。ただ、米イランの合意期待から原油価格が一転下落すると1.1630ドル付近まで持ち直す場面があった。
 本日発表された4月米住宅着工件数や5月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は予想を上回った半面、5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回るなど、強弱入り混じる結果となった。

・ユーロ円は横ばい。NY時間に限れば、184.40-77円の狭いレンジ取引に終始するなど、方向感のない動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。2月10日以来、約3カ月ぶりの過去最高値を更新した。米・イランの戦争終結が近いとの見方から買いが優勢となった。原油価格が時間外で上昇していたため、序盤は売りが強まる場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。時間外で原油先物価格が上昇した場面では売りが強まり、利回りは一時4.63%まで上昇した。ただ、米イランが戦闘終結に向けた最終案を完成させたことが伝わると一転して買い(金利は低下)が優勢となった。

・原油先物相場は続落。米・イランの平和協議をめぐるヘッドラインでこの日も乱高下した。イランの最高指導者ハメネイ師が濃縮ウランを国外に出さないように指示したと報じると買いが先行した。ただ、イラン高官がこの報道を否定し、パキスタンの仲介により米国とイランが和平案草案で合意に達する見通しとの一部報道を受けると、一転売りに押された。

・金先物相場は小幅続伸。米・イランの平和協議をめぐる報道で神経質な動き。売りが先行するも、値ごろ感や押し目買いに支えられ下げ渋った。パキスタンの仲介により米国とイランが和平案草案で合意に達する見通しとの報道を受けて、原油価格と米長期金利が下げに転じるとプラス圏に浮上して取引を終えた。


(越後)


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