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NYマーケットダイジェスト・28日 株最高値・金利低下・原油失速・ドル安(2)

スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸し、史上最高値を更新した。売り先行で始まると一時320ドル超下落したものの、「米国とイランは60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、合意に達した。トランプ米大統領の最終的な承認を待っている段階」との報道をきっかけに一転買いが優勢となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も6日続伸し最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。「米国とイランは60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、合意に達した。トランプ米大統領の最終的な承認を待っている段階」との報道をきっかけに、WTI原油先物が失速すると、インフレ懸念が和らぎ債券買いが広がった。

・原油先物相場は3日ぶりに小反発。依然として、米イラン交渉の関連報道に振らされる相場展開だった。米軍から攻撃を受けたイラン革命防衛隊が、報復として米空軍基地を標的にしたことを明らかにした。これを手掛かりに、時間外では92ドル半ばまで上げ足を速めた。しかしながら、NY勢の参入後には87ドル前半まで急落する場面があった。米ニュースサイトのアクシオスが、トランプ米大統領の最終承認が必要としながらも、「米国とイランが合意に達した」と報じたことに反応した。材料が一巡すると、持ち高調整が中心の値動きとなった。

・金先物相場は4日ぶりに反発。時間外では売りが先行するも、4400ドル割れでは下げ止まった。ニューヨーク勢の参入後、米ニュースサイトのアクシオスが米イランの停戦延長やイラン核開発を巡る交渉で歩み寄りがあったと報じると、原油先物が急落。インフレ懸念の後退を受けて米長期金利が低下し、金利を生まない金には追い風となった。為替がドル安に振れたことも支援材料となり、4540ドル台まで上げ幅を広げた。

(中村)


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