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NY株式サマリー(5日)=ダウ 695ドル安 ハイテク株が売られナスダックが4%超下落

市場概況
◆ダウ平均: 50866.78 -695.15 -1.35 %
◆NASDAQ: 25709.43 -1121.53 -4.18 %

 5日のNY株式相場は大幅安。米5月雇用統計で非農業部門雇用者数が17.2万人増と市場予想の8.5万人増を大幅に上回り、前月分も11.5万人増から17.9万人増に上方修正されたことで米10年債利回りが前日の4.47%台から4.53%台に上昇。高金利の長期化懸念が強まった。また、AI半導体見通しへの失望感を背景に、これまで市場を牽引してきた半導体・ハイテク株に利益確定売りが強まった。来週予定されるSpaceXの巨大IPOを前にしたポートフォリオ調整や、投資家の不安心理を示すVIX指数の急上昇も売りを加速させた。

 ダウ平均は朝方に48ドル高まで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新したが、終盤に780ドル安まで反落し、695.15ドル安(-1.35%)の50866.78ドルで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は4.18%安と大幅に3日続落。一日の下落率は2025年4月以来の大きさとなった。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も、この日の安値圏で終了し、大幅反落した。

 S&P500の11セクターでは、ITを筆頭に、一般消費財、素材、エネルギーなど6セクターが下落した一方、資金逃避先となった生活必需品や公益など5セクターが上昇した。ダウ採用銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブルやコカ・コーラ、トラベラーズなどが上昇して下値を支えたものの、シスコ・システムズ、エヌビディアが6%超下落したほか、IBMも5%超下落したことに加え、値がさ株のゴールドマン・サックスが5%近く下落したこともダウ平均の重しとなった。半導体株は、エヌビディアのほか、マイクロン・テクノロジーが13.25%安、インテルが11.28%安、クアルコムが10.98%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が10.86%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が10.26%安と大幅に続落した。

 週間ではダウ平均とナスダック総合がともに3週ぶりに反落。ダウ平均は0.32%安と比較的小幅な下落にとどまった一方、ナスダック総合は4.68%安の大幅下落となった。S&P500も10週ぶりの反落となった。


(羽土)


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