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NYマーケットダイジェスト・8日 株まちまち・金利上昇・ドル下げ渋り

スポット
(8日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.16円(前営業日比▲0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.74円(△0.08円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1534ドル(△0.0012ドル)
ダウ工業株30種平均:50786.01ドル(▲80.77ドル)
ナスダック総合株価指数:25929.66(△220.23)
10年物米国債利回り:4.56%(△0.03%)
WTI原油先物7月限:1バレル=91.30ドル(△0.76ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4363.4ドル(▲1.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは小反発。イスラエルとイランの交戦が再燃し中東情勢が緊迫化すると、「有事のドル買い」が優勢となり、欧州市場では一時1.1500ドルと3月31日以来の安値を付けた。
 ただ、イラン軍が対イスラエル作戦を停止したと発表し、イスラエルもイランへの攻撃を停止したと伝わると、原油先物相場が急失速し、一転ドル売りが優勢に。22時30分前には1.1555ドルと日通し高値を更新した。
 もっとも、米長期金利が上昇に転じると徐々に上値が重くなった。前週末の堅調な5月米雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が高まる中、ドル買いが入りやすい面もあった。4時前には1.1528ドル付近まで下押しした。

・ドル円は小反落。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、日本時間夕刻に一時159.86円と日通し安値を付けたものの、前週末の安値159.75円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。
 NYの取引時間帯に入り、米長期金利が低下した場面では戻りが鈍くなったものの、米長期金利が上昇に転じると再びドル買いが入り160.27円付近まで値を戻した。

・ユーロ円は小反発。ドル円の下げ渋りやユーロドルの持ち直しにつれた円売り・ユーロ買いが出ると、1時前に184.87円付近まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続落。前週末に大幅下落した反動で押し目買いや自律反発狙いの買いが先行したものの、戻りは鈍かった。米長期金利が高止まりする中、戻り売りが出やすい地合いとなった。ただ、半導体関連銘柄などが買われたため、下値も限定的だった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発。前週末に急落した半導体関連銘柄を中心に買い戻しが入った。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。WTI原油先物相場の急失速を受けて買いが先行したものの、一巡後は売りが優勢となり下げに転じた。前週末の堅調な5月米雇用統計を受けてFRBの利上げ観測が高まる中、売りが出やすい地合いとなった。

・原油先物相場は3日ぶりに反発。イラン・イスラエルの交戦再燃など中東情勢の緊迫化を受け、買いが先行した。しかしトランプ米大統領が双方の攻撃について「もう十分だ」などと述べ、戦闘終結に向けた交渉継続を要求。イラン・イスラエルがともに攻撃を停止すると伝わり、上昇幅を縮小した。ただ、ネタニヤフ・イスラエル首相が再攻撃された場合は強力に報復すると警告するなど、不透明感が残された状態にある。

・金先物相場は小幅に続落。先週末の米雇用統計における予想を上回る雇用増加を受けた米長期金利の高止まりが重しとなった。金利が付かない資産である金の投資妙味後退が意識され、売りが先行。ただ、米長期金利が上昇幅を縮小すると、金は下落幅を縮めた。

(中村)


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