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NY株式サマリー(10日)=ダウ 953ドル安  地政学リスク激化、物価高、半導体株安が重し

市場概況
◆ダウ平均: 49918.78 -953.33 -1.87%
◆NASDAQ: 25169.501 -509.32 -1.98%

 10日のNY株式相場は大幅安。トランプ米大統領がイランへの攻撃を示唆したことで中東の地政学リスクが激化し、原油高や投資家心理の悪化を招いた。また、週末に控えるスペースXの超大型IPOに向けた資金確保や、これまでの急上昇に対する利益確定目的から半導体をはじめとするハイテク株の売りが加速。5月消費者物価指数(CPI)の総合指数が3年ぶりに4%を超えたことも重しとなった。

 ダウ平均は下落してスタートすると、953.33ドル安(-1.87%)とこの日の安値圏で終了。終値は5月19日以来の5万ドル割れとなった。ナスダック総合も2.08%安まで下落後、1.98%安で終了。ダウ平均は反落し、ナスダック総合は2日続落となった。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500もほぼ安値引けとなり、2日続落した。

 ダウ採用銘柄では、コカ・コーラ、ベライゾンが2%超上昇した一方、キャタピラーが6.40%安と急落したほか、ハネウェル、エヌビディア、ゴールドマン・サックス、ボーイング、アマゾンが2〜4%安となりダウ平均を押し下げた。S&P500の11セクターは、原油高が追い風となったエネルギーや、生活必需品、不動産の3セクターのみが上昇。一方、資本財を筆頭に、素材、IT、一般消費財など8セクターが下落した。半導体株は、時価総額最大のエヌビディアが3.73%安となったほか、ブロードコムが5.12%安。マイクロン・テクノロジーが4.70%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が4.86%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.57%安と大幅に2日続落した。

 引け後に決算を発表したオラクルは時間外で約7%下落。第4四半期(3-5月)決算は、売上高と調整後一株当たり利益がともに市場予想を上回ったものの、AIインフラ構築のために追加で200億ドル(合計400億ドル)を調達する計画が嫌気された。


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