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NYマーケットダイジェスト・25日 株まちまち・原油高・ドル失速

スポット
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=161.79円(前営業日比△0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.96円(△0.19円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1370ドル(△0.0012ドル)
ダウ工業株30種平均:51920.62ドル(△71.72ドル)
ナスダック総合株価指数:25358.61(▲118.02)
10年物米国債利回り:4.39%(横ばい)
WTI原油先物8月限:1バレル=71.92ドル(△1.58ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4047.6ドル(△38.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは4日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が高まる中、ユーロ売り・ドル買いが先行すると、21時前に一時1.1333ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日に付けた昨年5月以来約1年1カ月ぶりの安値1.1325ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米商務省が発表した5月米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想と一致したことが分かると全般ドル売りが進んだ流れに沿って、0時30分過ぎに1.1388ドルと日通し高値を付けた。

・ドル円はほぼ横ばい。米利上げ観測を背景に円売り・ドル買いが先行すると、21時前に一時161.95円と2024年7月の高値に面合わせしたものの、そのあとは政府・日銀による為替介入を警戒した売りに押された。米PCEの結果を受けて、23時過ぎには161.57円付近まで下押しした。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値161.56円が目先サポートとして意識されると持ち直した。
 なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「インフレ率を目標に戻すための政策態勢は整っている」「インフレ率は2%を大きく上回る水準にあり、間違いなく高止まりしている」「インフレを巡る重大なリスクが依然として残っている」などと述べたと伝わった。

・ユーロ円は4日ぶりに反発。21時前に一時183.42円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。1時30分前には184.10円と本日高値を更新した。ユーロドルにつれた動きとなった。

・メキシコペソは堅調だった。メキシコ中銀はこの日、市場予想通り政策金利を現行の6.50%で据え置くことを決めたと発表。声明では「当面の間、現状維持を続ける方針」を改めて示した。金利発表後もペソを買う動きが継続し、ドルペソは一時17.4788ペソ、ペソ円は9.26円までペソ高に振れた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸。マイクロン・テクノロジーが発表した決算内容が好感されて、半導体関連銘柄に買いが入ると指数は一時800ドル超上昇した。ただ、メモリーやストレージ用の半導体価格高騰を受けて、ノートパソコン「MacBook」やタブレット端末「iPad」の値上げを発表したアップルが6%超下落すると、上値が重くなった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムなどの下げが目立った。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。5月米PCE物価指数が前年比4.1%上昇と市場予想と一致したことが分かると買いが先行したものの、米利上げ観測を背景に売りも出やすく、引けにかけては値を消した。

・原油先物相場は大幅に5日ぶりに反発した。原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航正常化に対する期待感から、時間外で売りが強まると一時69ドルを割り込む場面があった。もっとも、約4カ月ぶりの安値圏では持ち高調整の買いも出やすかった。南米ベネズエラで大規模な地震が発生し、同国からの原油輸出が鈍るとの思惑も下値を支えた。取引終盤には、米WSJ紙が「イランはホルムズ海峡で貨物船を攻撃した」と報じると、72ドル台乗せまで上げ幅を広げた。

・金先物相場は5日ぶりに反発。昨日まで4日続落していたこともあり、通常取引では持ち高調整とみられる買いが先行した。注目された5月米PCEデフレーターは加速したものの、市場予想通りの結果でもあり、米長期金利は比較的落ち着いた動きだった。為替でドルが対ユーロなどで弱含んだこともドル建て金の支えとなり、4060ドル前後まで持ち直した。

(中村)


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